GoogleのAIとカメラの力で周りの物を調べましょう
Googleが(殆ど)何でも答えを与えてくれるということはよく知っているでしょう。検索エンジンに疑問を入力することでかなり簡単に答えを見つけることができますが、それはどんな質問をするべきか知っている、ということが前提でした。Google Lensはこの検索エンジンの機能を更に発展させ、スマートフォンのカメラを使って疑問に思っていることを検索エンジンに入力するのではなく、目にする物を直接調べることを可能とします。
このツールはすごくシンプルな使い方を基本にしています:カメラで写し識別した物をすべて検索することができるのです。なので、テキスト、植物、動物、もの、レストラン、お店などの情報を調べることができます。Lensが識別することができる周りにあるものはどれも検索エンジンが調べ、関連情報を提供することができます。
Google Lensのユーティリティ
一時期この機能はGoogle Fotosに組み込まれていましたが、独立したアプリとなり、ユーザーがより使いやすく、そしてその結果、同社の人工知能の発展に必要なデータベースを増やすことができるようになりました。以下がメインのユーティリティとなります:
- テキストを識別してインタラクティブできます:GLはカメラでテキストを認識して様々なタイプのアクションを実行することができ、カレンダーにイベントを追加する、辞書で単語を調べる、翻訳する、コピーアンドペーストするなどができます。
- 周りのものの情報:有名なモニュメントの識別、博物館の芸術作品、施設の開館時間を表示できます。ユーザーに興味のありそうな情報や歴史的な情報を表示します。観光にぴったりです!
- 購入する商品を識別:道を歩いていてショーウィンドウで好きなジャケットを見つけたら、あまり見つからないお菓子があったら、もしくは隣の人が買った新車の値段が知りたいなら、Lensのカメラで写してインターネットで直接その商品をもしくは関連商品を購入できます。
- 植物や動物の種類を識別することができます:好奇心は欠点ではありません。Google Lensを使えばその知的好奇心を満たすために知らない植物の種類や公園で見た犬の犬種を調べることができます。Google Lensは動物や植物の種類を識別できるのです。
デバイスのカメラを使って検索することが可能ですが、スマートフォンに保存しているどんな画像でも検索を行うことができます。下部のバーに認識したアイテムのタイプに応じて、様々な検索オプションが表示され、テキストの場合は翻訳、曲の場合は試し聞きオプション、もしくは関連した動画を視聴することなどが表示されます。Google Lensを使えば周りに疑問がなくなります!
最新アップデートの新要素
- カメラの動きを検出してより正確な認識が可能に。
条件と追加情報:
- 対応OS Android 6.0.
歴史学を履修し、後に資料考証学を履修、アプリをテストし記事を書くことに関して十年以上の経験を持っています:レビュー、ガイド、記事、ニュース、裏技…たくさん書いてきましたが、特にAndroidシステムに関して書いてきました。このオペレーティングシステムの殆どを知っています。わたしの感想ではこのOSはその多機能性から最高のシステムに進化したと思います。なのでユーザーにとって最も有用と思える部分を特筆するように記事を書き、普通は忘れがちなポイントを考慮し、ソフトウェアに関して最新情報を見逃...
堀江 正一